バナーのゆらい
 当市(築館)に薬師堂がある。その内部に鎮座している薬師瑠璃光如来像(重要文化財)は欅の一木から全体を丸彫りに作り上げている。
 像高1メートル25センチで、東北地方に多い欅材の彫刻では最古と言われている。その昔は漆も塗っていたが現在はない。
風化や虫の害があるが肩が張り、膝の厚い平安時代の特色が良く出ている。制作年代は平安中期頃(10世紀)にはいっていると言われ螺髪をうえない仏像最古の美しさ、柔和なほほえみを今日まで伝えきている。
 同じ境内に姥杉がある。宮城県天然記念物に指定されている。高さ34メートル、目通りの周囲9.5メートル、枝は東西26メートル、南北20メートル、に広がって小山の如く繁っている。
 又、多くの姥杉にまつわる物語がある。
 即ちバナーは薬師如来に姥杉を配し、柔和なほほえみは、ロータリー精神の真髄であり、姥杉の枝の如く築館ロータリーが将来とも広がれ廻れを表現して図案化しました
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